今日は今日は都内水道局の某コンテナ建設センターにおける植栽作業についてご紹介します。
今回の植栽は植木の本数は少ないですが、高木の根鉢は直径110cm・高さ80cm前後のものがあり運搬が大変でした。
最初に準備作業として植木の剪定・幹巻きを行います。不要な枝葉を切る事により風通しを良くし、病害虫を防ぎます。また緑化テープを幹に巻く事で、水分の蒸発・直射日光による日焼けを防ぎます。
植栽する位置に植穴を掘っていきます。植穴の大きさは根鉢の大きさを基準にします。植穴と根鉢の間でスコップが自由に操作できる程度の余裕を持った大きさに掘ります。植穴の底は柔らかくほぐしておきます。
次に掘った植穴に植木を入れて立て込みます。クレーンを使い木の重心を釣り上げ、少しづつ植栽位置まで移動していきます。向きや傾きを微調整します。
植穴と根鉢の間に土を埋め戻し、根鉢の周りが少し高くなるよう土を盛って土手を作ります。水鉢と呼ばれています。水鉢が出来たら潅水し、水極めを行います。植穴と根鉢の土の間に隙間が出来ないように水と埋め戻しの土でなじませます。
水が引くのを待って残りの土を入れて整地し、支柱の立て込み・結束を行い完成です。