今日は「ツリークライミング」技術を使って、公園樹木の剪定作業を行った時の様子をご紹介します。
当社では去年3名が「ツリークライミング」の講習を受けました。
「ツリークライミング」とは
木を傷つけないやり方で枝に専用のロープをかけ木に登っていきます。
この方法だと人が1人ぶら下がれる空間さえあれば、クレーン車が入れないような狭い所に生えている木でも、手入れをする事が出来ます。
まずなるべく丈夫な枝にスローバック(錘)のついたスローライン(細い紐)を投げて枝に通します。
次にロープのセッティングです。
樹皮にダメージを与えないようにロープにハウスリーブ(ロープガード)をセットします。
スローライン(細い紐)とロープを結んでスローライン(細い紐)を引いておろし、ロープを目的の枝に通します。人がぶら下がって枝が折れないかチェックします。
ロープをブレイクスヒッチ(結着)で接続します。ブレイクス(結び目)を作った方をハーネスと接続し、フットループ(輪)を準備します。
フットループ(輪)に立ってからブレイクス(結び目)を手で押し上げます。
ハーネスに体重をかけて座りフットループ(輪)を上に上げます。この動作を繰り返します。
1~2メートルごとにセーフティーノット(滑り止めの結び目)を作ります。
降りる時はセーフティーノット(滑り止めの結び目)をほどきながら、少しずつ下がります。
詳しくは動画をご覧下さい。
今日はツリークライミングを用いて木に登り降りする様子をご紹介しました。
次回は実際に剪定する様子をご紹介できればと思います。